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Javaを学ぶ上でハマったところを書いていきます。iPhoneアプリ開発や日常ネタもあるかも。

Java経験2年目のSES会社員がフリーランスに転向しようとして踏みとどまった話

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フリーランスと言えば何となく自由・高年収なイメージが強いです。
憧れこそありますが、まともな下積み無しに思いつきやチャレンジ感覚でなるにはリスクが高すぎるなと、冷静になった体験談です。

なぜフリーランスになりたかったか

これはもう言わずもがなですが収入ですね。

私は現在SESとして働いています。
SESとはシステムエンジニアリングサービス(System Engineering Service)の略で、エンジニアを企業に派遣して業務を行うものです。
簡単に言うと、派遣ビジネスを行うためにエンジニアを集めている企業に就職していて、そこからお客様であるクライアント企業へ派遣されているわけですね。

SESで働くこと自体は悪いことではないと思います。
自分の欲するスキルが磨けそうな案件に参画して、合わなければ契約期間が満了した時点で他の案件に移ることが可能ですからね。
経験が浅いうちに色んな現場で様々な技術を見て触ることが出来るのはかなりありがたいことです。
日本ではSESの割合がかなり多いみたいですし、確かにどこの現場に行っても常駐の方はたくさんいました。

でも腑に落ちないのは、やっぱりお金のこと。

派遣ビジネスを行なっている会社の中には、自分が月単価いくらの案件に参画しているかを教えてくれる会社もあると思います。
私の勤めている会社は公開してくれているので、月何十万の契約で働いているんだと確認出来るわけです。
ちなみに私の単価は60万円でした。

それが良いか悪いかは置いておいて、これだけの単価があるのに毎月の給料はこれだけ?という不満は当然出ますよね。
だったらフリーランスになっちゃえば良いんじゃ?という思いつきで、まずは行動してみました。
本当に思い立ったが吉日って感じです。

とりあえずエージェントのカウンセリングに

フリーランスと言うと、自分で営業して仕事を取ってくるんでしょ?そんなの無理!と思いがちですが、フリーランスエージェントを利用すれば営業面で困ることはありません。
SESとして働いたことがある方であればご存知だと思いますが、エージェントが紹介してくれる案件情報を見て自分が気に入ったものに参画するだけです。
参画の際は面接もありますし100%参画出来る保証はありませんが、それはSESでも同じです。

前置きはこのくらいにして、とりあえず自分で営業してフリーランスをやっていく自信は無かったのでエージェントのカウンセリングを申し込みました。

カウンセリングの内容を要約すると、経験2年では本当に最低ラインなので希望の単価(60万円)で継続的に案件が取れるかわからないというお話でした。
安心感があるのは3年の経験があれば良いみたいです。

正直言って出鼻挫かれた感半端なかったです。
エンジニアが不足している今、そんなにシビアな話なのか・・・?と。

実際に案件を見せていただくと、確かに必須スキルとしてはJava開発2年以上は堅いです。
ただ、じゃあJava2年でどのぐらいの単価が見込めるかと言うと、ずばり月55万円ほどと仰っていました。

現実を突きつけられ、まだフリーランスになるのは早いなと思いました。

フリーランスに転向する動機が収入のみだとすれば

まさに私の例ですが、収入を上げるためにフリーランスになるのであればある程度のスキルは身に付けておく必要があると思います。
実務経験で言えば3年でようやくスタートラインかと。
この程度の経験でようやく月単価60〜65万円みたいですね。
もちろん時と場合によって増減しますが、私が登録したエージェントでは平均的にこのあたりに着地するようです。

仮に月単価60万円の案件に参画出来るとすれば、所得税や国民健康保険料を加味して手取り約45万円としましょう。
もし会社勤めで手取り25万円、ボーナスが年3ヶ月分(75万円)の場合は平均して手取り約31万円。
その差は14万円ですね。

しかしフリーランスは毎月の給料が保証されていません。
案件に参画出来ていれば単価は支払われますが、そうでない場合は月の収入が0なんてこともあり得ます。
さらに経験年数が浅い場合、ベテランのエンジニアと比較して案件が決まる確率はどうしても下がってしまうみたいです。
1年間で見てみると、合計1ヶ月ほど非稼働の月が出てしまうことは視野に入れるべきでしょう。

その点、SESとして働く会社員であれば、仮に案件が決まらない月があっても給料が出る会社がほとんどではないでしょうか。
このあたりはやはり安心感が違いますよね。

フリーランスになるか否かの線引き

私個人としては、月で会社員の手取りの2倍以上を稼げる見込みがあればフリーランスになっても良いのかなと考えています。

その理由は、案件の契約期間は基本的に3ヶ月単位であることから、仮に3ヶ月稼働後に1ヶ月の非稼働期間があったとしても、会社員の時の6ヶ月分の収入を得ているからです。
これだけの稼ぎがあれば、1ヶ月非稼働になってもそこまで痛手ではないように感じます。
実際のところ多分ショックは受けると思いますけど・・・。

2倍と言っているのはあくまでも私の感覚です。
例えば手取り1.5倍で3ヶ月稼働すれば会社員の4.5ヶ月分の給料が得られているわけなので、1ヶ月非稼働でも0.5ヶ月分は収入が増えますからね。

また、フリーランスは社会的信用を得づらい(ローンやクレジットカード作成の審査が厳しい)、自分で確定申告を行う必要があったりと、会社員と比べるとデメリットが増えます。

ですが収入のみに拘った私の場合は、やはり一番ネックなのは自分が参画出来る案件の単価でした。

前述の通り、手取りが2倍以上になるなど、年収の期待値が跳ね上がるのであればフリーランスは全然アリだと思います。

収入に的を絞るなら副業を検討してみる

フリーランスエージェントのカウンセリングの際に、カウンセラーの方から提案して頂いたお話です。

年収アップ目的で今の状態でフリーランスになることはリスクが高いので、副業で稼ぐ方法を考えてみては?という内容です。
そもそも会社が副業を認めている前提ではありますけど。

確かにそうなんですけど、週1でリモートワーク可能でサーバサイド開発なんて早々無いんですよね。
一応ですが、数あるフリーランスエージェントの中でも一部はそういった案件も扱っているみたいです。
Workshipというエージェントは週1の案件も扱っていそう。
登録自体は無料なのでとりあえず登録だけしておくのも良いかもしれませんね。

ある程度発注の供給がありそうなエンジニアっぽい副業だと、ランディングページ作成あたりでしょうか。
私はサーバサイドの人なのでフロントエンドの方はあまり自信ありませんが。

数ヶ月かけてフロントエンド言語(HTML、CSS、JavaScriptなど)を学習して、まずは低い単価でもランディングページ作成を受注してみることが大きな一歩になりそうです。